カロリー計算してても痩せない！「代謝太り」って何？

毎日、カロリーを気にしているのに、なかなか痩せないって悩んでいませんか？　もしそうなら、それは「代謝太り」かもしれません。代謝太りとは、どんな体質なのか、解消するにはどうすればよいのか、まとめておきました。

代謝太りとは？

カロリー計算や、食べるものに気をつけているのに、なかなか思うようにダイエット効果が出ない人がいます。

そのような人は「代謝太り」の可能性が。次のような人は、代謝太りになっている可能性があります。

毎食のカロリー計算を考えている

野菜中心の食生活

運動は苦手

肉類は避けている

小食

油っぽいものは食べない

便秘気味

代謝太りの人は、極端にたんぱく質や脂質を取らないために、筋肉がすくなく、身体の基礎代謝が悪くなっています。

基礎代謝というのは、何も運動をしていないときでも消費しているカロリーのことです。

筋肉が多い人や体温が高い人ほど、基礎代謝は高くなります。基礎代謝が下がっている人は、運動してもしなくても、カロリーの消費が少ないため、思うようにダイエット効果があがりません。

代謝太りを解消するには、まず体温を上げるようにしましょう。

冷え性の人は、定期的にマッサージをしたり、ストレッチをしたり、入浴するなどして、身体を温めるようにします。

また、軽い運動を行うと、身体の代謝機能が向上し、体温も高くなります。運動が苦手な人も、エレベーターを使わず、階段を上ったり、散歩をしたり、日常的に意識して身体を動かすようにするだけでも効果がありますよ。

私たちの皮膚や筋肉はたんぱく質でできています。

そのため、ダイエット中でも適量のたんぱく質を摂ることは大切です。たんぱく質不足になると筋肉量が低下し、代謝が悪くなります。

また、ダイエット中は脂質を摂らない人もいますが、脂質が不足すると、肌荒れや髪の毛のぱさつきの原因になります。良質のたんぱく質や脂質を摂ることを心がけ、ダイエット中の美肌、美髪にも気を使いたいですね。

代謝太りの人は、便秘になりやすいのも特徴の一つです。

便秘になると、余計な糖分や脂肪が体に吸収されてしまうので、ダイエットの効率が悪くなります。便秘を解消するには、食物繊維を積極的にとるようにしましょう。

食物繊維というと野菜を思い浮かべる人が多いと思いますが、野菜のほかにもきのこや海藻類、こんにゃくにも食物繊維は含まれています。これらの食品をまんべんなくとることが大切です。

せっかくダイエットをがんばっていても結果がついてこないのでは、長続きしません。どんなにカロリーに気をつけても痩せないという人は、基礎代謝をあげる努力をしてみましょう。