口臭予防や改善に効果的な栄養素と食べ物

口臭って自分ではなかな気づかないものですよね。ですから、知らず知らず周りの人を不快にしていることもあります。口臭は体臭や遺伝で起こるものではないので、食習慣や生活習慣を見直すことで予防や改善が可能です。口臭予防や改善に効果的な栄養素と食べ物をまとめてみました。

口臭の原因と腸内環境

口臭というのは、なかなか自分では気づきにくいものです。しかし、一度気になり始めると、まわりの人に嫌な思いをさせていないか、不安になったりしますよね。口臭の原因にはいろいろなことが考えられます。

もし、口臭が気になるようでしたら、まず次のようなことを気を付けてみてください。

虫歯や歯周病など、口内不衛生

胃腸機能の低下

食品から生じるニオイ

虫歯や口内不衛生の自覚がある人は、まずそれを治すことが大切です。また、食品から発生する臭いというのは、ニンニクやネギなどのニオイのキツイ食品を食べた後の臭いですので、一時的なものです。

時間がたてば気にならなくなります。ここで、意外と重要なのは、胃腸機能の低下から起こる口臭です。

胃腸機能が低下し、腸内環境が乱れると口臭がきつくなるといわれています。

これは、腸機能の低下により腸の悪玉菌が増えることが原因です。腸の悪玉菌が増殖すると、悪玉菌は腸の中で毒素を生成します。これは腐敗臭のようなにおいを伴うものです。腸の中で発生した有害物質は、腸壁から血液の中へと吸収されます。

そして毒素で汚染された血液が、身体中を駆け巡ることになるんです。この結果、身体の毛穴や口から、嫌なにおいを発生することになります。これが、腸機能の低下による口臭発生のメカニズムです。

つまり、口臭を改善・予防するためには、腸内環境をよくしておくことが欠かせません。

そのために役立ってくれる栄養素は、食物繊維、乳酸菌、オリゴ糖などが挙げられます。これらは、野菜や果物、海藻類、キノコ類、乳酸菌などに多く含まれています。虫歯や胃の病気などに心当たりがないのに、口臭が気になるという人は、一度食習慣を見直してみましょう。

腸内環境を整える食品を積極的に摂ることで、口臭が改善されることがあります。普段の生活から腸を元気にする食品を毎日摂るのは難しいという人は、フルーツ青汁などの健康補助食品を利用することも効果的ですよ。