寝るだけで痩せるって本当?眠るだけダイエット
眠るだけで痩せるという噂があります(笑)。
寝れば寝るほど痩せるなら、こんな楽ちんな話はありませんよね。寝るだけダイエットは本当に痩せるのか、ダイエットと睡眠の関係について調べてみました。
睡眠不足はダイエットの敵
睡眠不足になると、健康にも美肌にもよくないのは、もはや常識です。
でもダイエットについても、睡眠不足になると太りやすくなるというのです。 私たちが夜眠っている間には、成長ホルモンが分泌されます。
この成長ホルモンは、体の筋肉や皮膚の生成に関わっています。この成長ホルモンがきちんと分泌されない場合、身体の器官の修復が上手くおこなわれなかったり、お肌のターンオーバーが正常に機能しなくなったりします。
この成長ホルモンの働きで、私たちの筋肉組織も作られています。ですから、睡眠不足で、成長ホルモンの働きが鈍くなると、筋肉の生成が滞り、筋力が落ちたりします。 筋肉がある人ほど、新陳代謝が良くなりますので、同じ運動量でも脂肪を燃焼しやすくなるのです。
つまり、睡眠不足の人は、新陳代謝機能が低下し、痩せにくい体質になるということです。
痩せるホルモン「レプチン」の分泌
さらに、私たちが眠っている間には「れプチン」というホルモンの一種が分泌されます。
このペプシンは、食欲を抑制する働きがあり、「痩せるホルモン」と言われています。このレプチンは、睡眠時間が7時間以上でないと分泌されないことが分かっています。つまり7時間以上寝る人は痩せやすい体質になるのです。
逆に、睡眠時間が短すぎる人は食欲を促進するホルモンが分泌されることが分かっています。
ダイエットのためには、ゴールデンタイムに熟睡する
美容のゴールデンタイムというのを聞いたことがあるでしょうか。 成長ホルモンが活発になる午後10時から午前2時までの間の時間のことです。
この時間に、熟睡することができれば、もっとも成長ホルモンが盛んに分泌されると言われています。
今の生活スタイルで午後10時までに就寝することはかなり難しいかもしれません。でも、できるだけ、このゴールデンタイムに、熟睡できるように、環境を整えたいですね。